「年末年始の休みをホームページに載せ忘れていて、閉まっている日にお客様が来てしまった」というご相談をいただくことがあります。
臨時休業や営業時間の変更は直前に決まることも多く、ホームページへの反映が後回しになりやすい内容です。
この記事では、反映し忘れに気づいたときにまず何をすればよいか、ご自身で直せるかどうかの見分け方、次から同じことが起きないようにする方法を、専門用語をできるだけ使わずに説明します。
臨時休業や年末年始の休みが載っていないと、お客様が無駄足を踏んでしまう
お客様の多くは、来店の前にスマートフォンで営業時間を確かめます。
ホームページが普段どおり営業しているように読める状態のままだと、お客様はその情報を信じてお店まで来られます。
よくあるのは次のような場合です。
- 臨時休業や、研修などによる休診を載せ忘れた
- 年末年始・お盆・大型連休の休みを載せ忘れた
- 営業時間や受付終了の時刻を変えたのに、ホームページが以前の時刻のまま
- 定休日の曜日を変えたのに、古い曜日が載ったまま
- お知らせ欄には書いたが、トップページやアクセスのページの営業時間は古いまま
最後の例のように、営業時間は1つのホームページの中でも何か所かに書かれていることがあります。
1か所だけ直して、別のページが古いまま残っていないかもあわせて確かめてください。
制作会社に頼まないと直せない仕組みだと、更新が後回しになりやすい
反映し忘れは、お店の方の不注意だけで起きるものではありません。
ホームページの仕組みそのものが、更新しにくくなっていることがよくあります。
- ホームページを直すたびに制作会社へ連絡し、作業をお願いする必要がある
- 更新のたびに費用がかかるため、小さな変更だと頼みにくい
- お願いしてから反映されるまでに数日かかり、急な休みに間に合わない
- 年末年始は制作会社も休みに入っていて、連絡がつかない
- 営業時間が画像で作られていて、文字を1つ変えるだけでも画像の作り直しが必要になる
こうした手間が重なると、今回はいいかと後回しにするうちに、古い情報が載ったままの期間が長くなってしまいます。
ご自身で直せるかを見分け、直せないときはGoogleビジネスプロフィールを先に直す
管理画面があるかどうかで見分ける
ホームページをご自身で直せるかどうかは、文章を書き換えるための「管理画面」があるかどうかで見分けられます。
次のどれかに当てはまれば、ご自身で直せる可能性があります。
- 制作会社から、ログイン用のIDとパスワードを書いた書類やメールを受け取っている
- WordPress(ワードプレス)で作られていて、管理画面に入ったことがある
- WixやJimdoなどのホームページ作成サービスを使って、ご自身で作った
管理画面に入れる場合は、営業時間が書かれている場所を探して書き換え、保存してください。
保存したら、ご自身のスマートフォンでホームページを開き、変わっているかを確かめます。
変わっていない場合は、一度ページを読み込み直してみてください。
その場合は、お知らせ欄やトップページの目立つところに、臨時休業や年末年始の休みを文字で書き足しておくだけでも、お客様への案内になります。
直せないときは、Googleビジネスプロフィールの営業時間だけでも先に直す
管理画面がない場合や、制作会社の対応を待つ間は、Googleビジネスプロフィールの営業時間を先に直しておくことをおすすめします。
Googleビジネスプロフィールは、Googleの検索結果や地図にお店の情報を表示するための無料の仕組みです。
お店の名前で検索したときや、地図でお店を開いたときに出てくる営業時間は、ここに登録された内容です。
お客様の中には、ホームページを開かずに、検索結果や地図に出る営業時間だけを見て来店される方もいらっしゃいます。
ここを先に直しておけば、無駄足になるお客様を減らせます。
- 祝日や年末年始など、特定の日だけ営業時間が変わる場合は、「特別営業時間」として日付ごとに登録できます
- しばらくお休みする場合は、臨時休業として設定できます
- いつもの営業時間や定休日が変わった場合は、通常の営業時間を書き換えます
変更した内容は、表示されるまでに時間がかかることがあります。
休みが決まった時点で、早めに登録しておくと安心です。
あわせて、予約サイトやInstagram・LINE公式アカウントなど、お店の情報を載せているほかの場所にも同じ内容を載せておくと、行き違いを防げます。
制作会社と連絡が取れない場合の進め方は、ホームページの制作会社と連絡が取れないときはどうすればよいですかにまとめています。
古い営業時間を放置すると、来店の機会とお客様からの信頼を失う
営業時間や休みの情報が古いままになっていると、次のようなことが起きます。
- 営業している時間なのに閉まっていると思われ、来店の機会を逃す
- 休みの日に来られたお客様が、閉まったお店の前で引き返すことになる
- ホームページの情報は当てにならないと受け取られ、ほかの情報まで信じてもらいにくくなる
- 口コミに「営業時間が違っていた」と書かれ、ほかのお客様の目にも触れる
- 営業しているかを確かめる電話が増え、施術や接客の手が止まる
整骨院や治療院では、体の痛みを抱えて来院される方も多く、無駄足になったときの負担は小さくありません。
飲食店やサロンでも、予定を組んで来られたお客様ほど、閉まっていたときの印象は残りやすいものです。
作り直すときは、ご自身で更新できる仕組みにしておくと安心
ホームページの作り直しを考えている場合は、営業時間や休みのお知らせをご自身で書き換えられる仕組みにしておくと、同じことが起きにくくなります。
作り直しの際に確かめておきたいのは次の点です。
- 営業時間・定休日・お知らせを、スマートフォンから書き換えられるか
- 営業時間が画像ではなく、文字で書かれているか
- 営業時間が書かれている場所が少なく、直し漏れが起きにくいか
- 臨時休業を知らせるお知らせ欄が、トップページの目立つところにあるか
- ご自身で触るのが難しいときに、更新をお任せできる窓口があるか
更新しやすい仕組みがあっても、忙しい時期は手が回らないことがあります。
ご自身で書き換える方法と、一言伝えれば更新をお任せできる方法の両方があると、急な休みにも慌てずに済みます。
まとめ
- 臨時休業や年末年始の休みを載せ忘れると、お客様が無駄足を踏んでしまう
- 制作会社に頼まないと直せない仕組みや、更新のたびに費用がかかる仕組みだと、更新が後回しになりやすい
- 管理画面に入れる場合はご自身で直し、スマートフォンで反映を確かめる
- 直せないときは、Googleビジネスプロフィールの営業時間だけでも先に直しておく
- 作り直すときは、営業時間やお知らせをご自身で書き換えられる仕組みにしておくと安心