aiddit(エイディット)では、2026年9月から10月にかけて、地方都市のお店のホームページ1万3,198件を自動で調べました。
この記事では、その結果をまとめて公開します。
「うちのホームページは古いのだろうか」「同じ業種のお店はどうしているのだろう」と気になっている方が、ご自身のホームページを見直すときの目安にしていただければと思います。
結論:約5件に1件は更新が止まっている可能性があり、14%はスマホ向けの表示になっていません
調べたホームページのうち、19%(2,516件)は、ページの下にある著作権表示(©)の年が2022年以前のままでした。
14.4%(1,899件)は、スマホで見やすく表示するための設定がありませんでした。
7.6%(1,002件)は、アドレスが「https」になっておらず、ブラウザに「保護されていない通信」と出る状態でした。
一方で、39%(5,197件)は、今回調べた項目では気になる点が見つかりませんでした。
古いままのホームページと、きちんと手入れされているホームページに、はっきり分かれている結果です。
項目ごとの結果
| 項目 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 著作権表示(©)の年が2022年以前 | 2,516 | 19.1% |
| スマホ向けの表示設定がない | 1,899 | 14.4% |
| トップページに予約やLINEへの入口がない | 1,859 | 14.1% |
| 営業時間の記載が見つからない | 1,101 | 8.3% |
| HTTPS(鍵マーク)に対応していない | 1,002 | 7.6% |
| 電話番号を押しても電話がかからない | 667 | 5.1% |
| 地図やアクセスの案内がない | 564 | 4.3% |
割合は、調べた1万3,198件に対するものです。
スマホ向けの表示設定がないか、HTTPSに対応していないか、どちらかに当てはまるホームページは18%でした。
著作権表示の年が古いこと自体は、問題ではありません
著作権表示の年が古くても、ホームページが正しく動いていれば困ることはありません。
ただ、年が何年も変わっていないホームページは、営業時間やメニュー、料金などの中身も更新されていないことがよくあります。
お客様が見たときに「このお店は今も営業しているのだろうか」と感じる原因にもなります。
スマホ向けの表示設定がないと、文字がとても小さく表示されます
スマホ向けの設定がないホームページは、パソコン用の画面をそのまま縮めて表示します。
文字や電話番号が小さくなり、指で拡大しないと読めません。
お店を探す人の多くはスマホで調べるため、ここで読むのをやめてしまう方もいます。
詳しくはホームページがスマホ対応していないと何が起きるかで説明しています。
業種ごとの結果
業種によって、目立つ点ははっきり違いました。
件数の多い7業種の結果です。
| 業種 | 件数 | スマホ設定なし | HTTPS非対応 | 予約・LINEの入口なし | 営業時間なし | ©が2022年以前 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 建築・工務店 | 2,742 | 11% | 7% | 16% | 16% | 18% |
| 飲食店 | 1,957 | 17% | 9% | 20% | 5% | 21% |
| 整骨院・治療院 | 1,889 | 16% | 7% | 4% | 2% | 15% |
| 医療 | 1,554 | 16% | 9% | 7% | 2% | 22% |
| 教室・塾 | 935 | 10% | 4% | 20% | 15% | 17% |
| 宿泊 | 790 | 15% | 10% | 4% | 12% | 24% |
| 小売店 | 731 | 24% | 6% | 31% | 7% | 20% |
- 小売店は、スマホ設定なし(24%)と、予約・LINEの入口なし(31%)がどちらも一番多い業種でした。
- 飲食店は、スマホ設定なしが17%、著作権表示が2022年以前のままが21%でした。
- 整骨院・治療院は、予約の入口がないのは4%と少なく、予約を受け付ける仕組みが広く使われています。
一方で、スマホ設定なしは16%ありました。 - 建築・工務店は、営業時間の記載がないホームページが16%と多めでした。
- 宿泊は、著作権表示が2022年以前のままが24%と、7業種で一番多い結果でした。
予約やLINEの入口は、業種によっては必要ないこともあります。
この項目は「お客様が予約したいときに迷わないか」を見る目安として使ってください。
店舗情報にホームページが登録されていないお店も多くありました
調べる前に集めた2万1,452件のお店のうち、Googleマップなどの店舗情報にホームページのアドレスが登録されていたのは68%でした。
24%はアドレスの登録がなく、5%はInstagramなどのSNSだけが登録されていました。
アドレスの登録がないお店が、ホームページを持っていないとは限りません。
ただ、ホームページがあっても店舗情報から見つけてもらえない状態なので、Googleビジネスプロフィールの登録内容を一度確かめておくと安心です。
直し方はGoogleマップの営業時間が違うときは、どう直せばよいですかで説明しています。
ご自身のホームページを確かめる方法
- スマホでホームページを開き、拡大しなくても文字が読めるか確かめる
- アドレス欄の左に鍵のマークがあるか、「保護されていない通信」と出ていないか確かめる
- ページの一番下の「©」の年と、営業時間・料金・メニューが今の内容か確かめる
- 電話番号を押して、そのまま電話がかけられるか確かめる
- 予約や問い合わせをしたい人が、トップページから迷わず進めるか確かめる
調べ方
- 対象:Googleマップなどの店舗情報から集めた、営業中のお店2万1,452件のうち、自前のホームページか、ホームページ作成サービスで作ったホームページが登録されていた1万3,198件
- 地域:44都道府県。
北海道・青森県・岩手県・福島県・山形県・秋田県など、東北・北海道の地方都市が多く含まれます。
全国の平均を表すものではありません。 - 期間:2026年9月3日〜10月1日
- 方法:各ホームページのトップページを自動で読み込み、スマホ向けの表示設定、HTTPS、著作権表示の年、予約・LINEへのリンク、営業時間、電話番号のリンク、地図の有無を機械的に判定しました。
トップページ以外のページは見ていないため、別のページに情報がある場合も「ない」と数えています。 - スマホ向けの表示は、端末によって表示を切り替えているホームページで、誤って「設定なし」と判定した例が少数ありました。
- 店名や個別のホームページの結果は公開していません。
まとめ
- 地方都市のお店のホームページ1万3,198件のうち、19%は著作権表示の年が2022年以前のままだった
- 14.4%はスマホ向けの表示設定がなく、7.6%はHTTPSに対応していなかった
- 39%は、今回調べた項目で気になる点がなかった
- 小売店はスマホ設定なしと予約・LINEの入口なしが一番多く、宿泊は著作権表示が古いままの割合が一番多かった
- スマホでの見え方、鍵マーク、©の年と営業時間、電話のリンク、予約の入口の5つは、今日すぐに確かめられる