「お店の名前で検索しても、自分のホームページが出てこない」というご相談をいただくことがあります。
予約サイトや地図は出てくるのに、肝心のホームページだけが見当たらないという状態です。
ホームページが検索結果に出ないときは、いくつか決まった原因があります。
この記事では、そもそも検索結果に表示されないときに考えられる原因と、ご自身で確認できる方法を、専門用語をできるだけ使わずに説明します。
公開時の設定(noindex)が残ったままになっていないか確認する
ホームページには、「このページを検索結果に載せないでください」とGoogleに伝える設定があります。
専門用語では「noindex(ノーインデックス)」と呼ばれます。
作っている途中のホームページが検索に出てしまわないよう、制作中はこの設定を入れておくことがよくあります。
公開するときに外すのが本来の手順ですが、外し忘れたまま公開されてしまうことがあります。
この場合、Googleはホームページがあることを知っていても、検索結果には載せません。
WordPressで作られている場合
WordPressには、管理画面の「設定」→「表示設定」の中に「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」という項目があります。
ここにチェックが入っていると、ホームページ全体が検索結果に出なくなります。
管理画面に入れる場合は、一度ご確認ください。
パソコンで確かめる方法
パソコンでホームページを開き、画面の上で右クリックして「ページのソースを表示」を選ぶと、ホームページの中身が文字で表示されます。
その画面でキーボードの「Ctrl」と「F」を同時に押し(Macの場合は「command」と「F」)、「noindex」と入力して探してみてください。
見つかった場合は、この設定が残っている可能性があります。
制作会社にその旨をお伝えし、公開時の設定が残っていないかをお尋ねください。
Google がまだサイトの内容を読み込んでいない場合がある
Googleは、世界中のホームページを自動で巡回し、内容を読み込んでから検索結果に載せています。
公開したばかりのホームページや、ほかのどこからもリンクされていないホームページには、この巡回がまだ届いていないことがあります。
新しく公開したホームページが検索結果に出るまでには、数日から数週間かかることがあります。
公開して間もない場合は、少し時間をおいてから確かめてみてください。
読み込みを早めるには、Googleに「ここにホームページがあります」と知らせるのが近道です。
- Googleビジネスプロフィールの「ウェブサイト」欄に、ホームページのアドレスを載せる
- 予約サイトやポータルサイトなど、お店を載せている他のサイトにもホームページのアドレスを載せる
- Googleが無料で提供しているSearch Console(サーチコンソール)から、ホームページのページ一覧(サイトマップ)を送る
Search Consoleを使い始めるには、ドメインの管理画面での作業が必要になることがあります。
ご自身での設定が難しい場合は、制作会社にお願いするのが確実です。
店名や地域名がページの中にきちんと書かれているか確認する
Googleは、ページの中に書かれている文字をもとに、そのページが何についてのページかを判断しています。
そのため、店名がページの文字として書かれていないと、店名で検索してもホームページと結びつけてもらえないことがあります。
よくあるのは次のような場合です。
- ページの題名(ブラウザのタブに出る文字)が「トップページ」「HOME」だけになっている
- 店名がロゴの画像の中にしか書かれていない
- 住所や地域名が、地図の画像やチラシの写真の中にしか書かれていない
- お店の案内がほとんど写真で、文字での説明が少ない
画像の中の文字は、Googleには読み取りにくいことがあります。
店名・地域名・業種は、ページの題名と本文の両方に、文字として書いておくことをおすすめします。
また、同じ名前や似た名前のお店がほかの地域にある場合は、店名だけでは区別がつきにくくなります。
「店名+地域名」で検索して出てくるかも、あわせて確かめてみてください。
ドメインやURLを変更した後に情報が切り替わっていないか確認する
ホームページのアドレスを変えた後や、作り直した後から出なくなった場合は、アドレスの切り替えが関係していることがあります。
- 新しいアドレスに変えたが、古いアドレスから新しいアドレスへの転送が設定されていない
- 古いドメインの契約が切れていて、検索結果に残っている古いアドレスを開いても何も表示されない
- Googleビジネスプロフィールや予約サイトに、古いアドレスが載ったままになっている
- アドレスの先頭が「http」から「https」に変わった際に、転送が設定されていない
Googleは古いアドレスの情報をしばらく持ち続けるため、転送がないと、新しいアドレスのホームページが同じお店のものだと伝わるまでに時間がかかります。
アドレスを変えた場合は、古いアドレスを開いたときに新しいホームページへ自動で移るかどうかを、ご自身のスマートフォンで確かめてみてください。
作り直しの際に業者へ確認しておきたい点は、リニューアルの発注前に確認しておくことにまとめています。
自分でできる確認方法と、直らないときの相談先
「site:」でGoogleに登録されているかを確かめる
Googleの検索窓に「site:」に続けてホームページのアドレスを入れて検索すると、そのホームページのうちGoogleに登録されているページが一覧で表示されます。
たとえばアドレスが example.com であれば、「site:example.com」と入力します。
「site:」とアドレスの間には空白を入れず、半角の文字で入力してください。
- 何も表示されない場合
Googleにまだ登録されていないか、公開時の設定(noindex)が残っている可能性があります。 - ページは表示されるが、店名で検索すると出てこない場合
店名や地域名が、ページの文字として十分に書かれていない可能性があります。 - 古いアドレスのページばかり表示される場合
アドレスの切り替えや転送がうまくいっていない可能性があります。
直らないときの相談先
原因の見当がついたら、まずはホームページを作った制作会社にご相談ください。
公開時の設定やSearch Consoleの設定は、制作会社であれば確認する場所を把握していることが多い内容です。
制作会社と連絡が取れない場合は、ドメインやサーバーの契約先にお問い合わせいただくと、契約の状態や管理画面への入り方について案内を受けられることがあります。
詳しくはホームページの制作会社と連絡が取れないときはどうすればよいですかをご覧ください。
作ってから年数が経っていて、題名や本文の書き方から見直したい場合は、作り直しを検討するのも一つの方法です。
作り直しの際にドメインの設定が必要になる場合も、ご確認いただく箇所と操作の手順をメールでご案内し、ご自身で操作していただく形です。
まとめ
- 制作中に入れる「検索に載せない設定(noindex)」が、公開後も残っていることがある
- 公開したばかりのホームページは、検索結果に出るまで数日から数週間かかることがある
- 店名や地域名が画像の中にしかないと、店名で検索してもホームページと結びつけてもらえないことがある
- アドレスを変えた後は、転送の設定と、Googleビジネスプロフィールなどに載せたアドレスの差し替えを確かめる
- 「site:アドレス」で検索すると、Googleに登録されているかをご自身で確かめられる